サコティス

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サコティスの歴史
バルボラ女王  サコティスの歴史は古く、16世紀にリトアニアのトラカイと
 いうところで生まれて以来、
 リトアニアの伝統菓子として受け継がれています。
 左の肖像画は当時サコティスを作らせたといわれる
 バルボラ女王。
 菓子が大好きだった女王にとってサコティスは
 お気に入りのお菓子となりました。

 

サコティスの物語
16世紀のリトアニアでのお話です。

ある日女王が大切なお客様を城に招待するという知らせを出しました。
そこで招待客たちをあっと驚かせるために国中のシェフに
すばらしい料理を作るように命じました。

「女王が気に入る料理を作った者のどんな願いも叶えよう。」
それを聞き、あらゆるシェフが女王のもとに集まりました。

 トラカイというところでのお話です。

 若者は娘を心から愛しておりました。

そんな中に一人、ある娘に恋をする若者がおりました。
娘は多くの男性から愛されておりましたが、
すべての誘いを断っておりました。

そこで若者は、女王からの美しい贈り物を娘に渡し、
喜ばせることができたなら…と考えました。

若者はまず花のベッドのように豪華なサラダを作りました。
しかし彼がサラダをテーブルに運んだときには、
すでに同じようなサラダがたくさんありました。

そこで若者は女王が好きな甘い焼き菓子を作ることにしました。
贅沢な生地を使った花の形のクッキーを作りテーブルに運びましたが、
またもやすでに同じようなクッキーがたくさんあったのです。

若者はなすすべもなく残った生地を棒につけて回しながら、
悲しい気持ちで火のそばに座っていました。

 若者はどうすればいいのかわかりませんでした。

 サコティスとはたくさんの枝という意味です。


そのとき若者はふと思いました。
「もしも、生地を直火で焼いたらどうなるのだろう…」

このケーキは女王、そしてすべての客の心をとらえることができました。
焼きあがったケーキはまるでたくさんの枝をつけた
大きな木のようになったのです。
これが「サコティス」の誕生でした。


サコティスはすべての中から最高の品に選ばれ、
女王は若者のどんな願いでも叶えてくれるとおっしゃいました。

女王は彼のためならお金でも土地でも何でも与えようと
思っていたのですが、若者の願いは女王が身に着けていた
美しい指輪とネックレスでした。
若者はどんな高価なものよりも、愛する女性のための
贈り物がほしかったのです。

 サコティスは最高の品に選ばれました。

 サコティスは願いを叶える愛のケーキです。

その二つを持って若者は娘に愛の告白をしました。
娘は彼の真剣な想いに心を打たれ、
その気持ちを喜んで受け止めました。

こうして二人は幸せな結婚をしました。

それ以来、サコティスはリトアニアの結婚式には
なくてはならないものとして愛され続けています。

●商品●

 


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